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運命のいたずら

2021.04.10

昨年、お見合いの相談を受けた。30代女性と40代男性どちらも事業に大成功した親を持ち恵まれた生活をして来た2人だが、相剋の相手との巡り合いである。男性は彼女の家の資産が目当ての身売り結婚を望んでいるが、自分の求る相手ではないので不本意つまりは、傾いた事業を婿入りして何とかして欲しいと哀願している状況。彼女は20回近くお見合いしてきたが男性が恋心を抱いてくれない。女性としては深い悩みだ。魂の世界をリーディングしてみると彼は 徳川家光の家臣の家系、彼女は自分を琵琶湖の姫と名乗り茶々いずれ大阪城の淀殿になる女性です。徳川と豊臣の因縁の2人が育ちも容姿も恵まれながら、愛する人に出会う事ができない。こんな因果な巡り合わせがあるのか?と思うが、女性は数回お会いしたら目が釣り上がり、私が心底嫌いだと言う。それはそうだろう私は江姫だったのだから、逆に男性は僕は昔貴女に憧れていたと思うと言うのだ。彼の過去世セラピーをすると徳川幕府に仕えた勘定奉行だった。皇居の城の周りで桜の満開の春に舟を出し大奥の女たちがお堀で花見をする様子が観える。彼女は関ヶ原の合戦で戦った石田三成の転生した魂の生まれ変わりと巡り会ってしまったようだ。しかし過去世のカルマを背負った2人は結ばれない運命を辿っている。この二人の縁は繋がらなかったが、無意識に過去のカルマを背負っている相剋の相手と間違って結婚したら、恐ろしい破滅が待っていたかもしれない。占いも宗教も根深いカルマは解消できない。私自身も10年以上前に、秀忠の転生した魂を持つ男性に出会ってしまった。電気ショックを受けてしまい魂の夫婦だったが故に、彼を超える相手に巡り合う事が無い。人生とは?こんなにも過去世のカルマに支配されたり運命が導かれてしまうのか?と悩んでしまう。幸せになりたいと願っても心を光輝かせ生きる希望になる相手に巡り会えなければ、心を光輝かせない結婚は破綻してしまうのではないか?とふっと思い巡らせてしまう。愛とは厄介なパワーを秘めている。愛する人に巡り会ってしまったら、他の誰も変われない。愛する人に巡り会えなければ、一生は何か物寂しく儚いものかもしれない。愛には大きな強い力が、運命を変える力がある。

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